左対左で“勝負”小川代行、一貫した方針で逆転

[ 2010年6月20日 18:08 ]

 【ヤクルト4―2広島】ヤクルトは0―2の八回、先頭の代打にガイエルを送った。広島は高橋を投入したが、小川監督代行は「左腕でも代えるつもりはなかった」。右左で極端な苦手意識がないガイエルに託した。

 ここで得た四球から無死満塁にすると、武内を左対左でも代えなかった。小川代行は「右の畠山を出しても梅津が来る。それなら武内対高橋。武内は三振したが、それが次につながったと思った」。投手の右左を過剰に意識しなかった一貫した方針が直後の4点をもたらしたと強調。敗色が濃かった試合で逆転勝ちの余韻に浸った。

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2010年6月20日のニュース