岸、自分の投球貫き4連勝…7回途中まで1失点

[ 2010年4月20日 23:03 ]

7回途中までを1失点で4勝目を挙げた西武の岸

 【西武8-2ソフトバンク】今季は2度も七回1死までノーヒットを記録している西武の岸。この日も五回を終えて無安打。今度こそと期待は膨らんだ。だが、六回に長谷川に初安打を許し、七回に失点。「勝ったのは(中継ぎの)星野さんのおかげ」と控えめながら、リーグトップに並ぶ4勝目をマークした。

 回を追うごとに直球の球速が増した。チェンジアップも有効に使って五回までに8奪三振。失点した七回1死一、三塁の場面は「いろんな選択肢があったが、チェンジアップでいきたかった」と得意のボールで松田に挑んだが、左前へ運ばれた。1点は失ったとはいえ自分の投球を貫いた。
 3月22日の初登板で負け投手になっただけで、その後は4連勝。「変に勝ちたいという気持ちが出てない。気持ち良く投げられている」と岸。自然体が良い効果を発揮しているようだ。

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2010年4月20日のニュース