“投壊”巨人に朗報!グライシンガー交流戦で復帰へ

[ 2010年4月20日 06:00 ]

 右ひじ痛で戦線を離れている巨人のセス・グライシンガー投手(34)が早ければ交流戦中に復帰する。

 春季キャンプでは「開幕までには必ず間に合わせる」と話していたが、昨年終盤に故障した右ひじの痛みがひかず3月にロサンゼルス市内の病院で内視鏡による手術を受けた。その後はリハビリに専念していたが、12日からキャッチボールを開始。患部の痛みが再発しなければ5月中旬に来日し、交流戦中の先発登板を目指す。
 投手の台所事情が苦しいチームにとっても助っ人右腕の復帰は朗報だ。開幕20試合を終えて、チーム防御率は昨年の2・94から3・80と悪化。先発で計算できるのは内海、東野だけで、昨季15勝を挙げたゴンザレスは防御率6・29でわずか1勝と本来の調子を取り戻せていない。
 さらに先発から救援に再転向した山口が3試合連続失点中と精彩を欠き、豊田も不調で2軍落ち。クルーンも2軍で調整中と苦しい状況が続いているだけに首脳陣も過去3年間で計46勝を挙げているグライシンガーの早期復帰を望んでいる。

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2010年4月20日のニュース