赤田“新天地”で初のサヨナラ打

[ 2010年4月20日 23:06 ]

 【オリックス4-3日本ハム】新加入の29歳を歓迎するような最高の舞台が、オリックスの赤田に用意された。1点差を追い付いた後の九回裏無死満塁。「途中出場なのに悪いなと思ったけれど、おいしい部分を持っていけとみんなに言われた」。相手守護神の148キロを迷いなく振り切り左前打。すぐに新天地の仲間の祝福を受けた。

 西武から移籍した俊足巧打のスイッチ打者を、岡田監督は開幕から2番に抜てき。だが、打撃不振でこの日はスタメン落ちを味わった。「何とか結果を出したいと思った。見逃して後悔するより、振って後悔しようと」。低迷の原因でもあった消極姿勢を頭で振り切り、第1ストライクから勝負に出た。
 サヨナラ打は、一昨年4月に満塁本塁打で決めて以来。相手はくしくもオリックスだった。移籍後初の本拠地でのお立ち台でオリックスファンを喜ばせた。

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2010年4月20日のニュース