野村監督 充実のキャンプ打ち上げ

[ 2010年2月26日 06:00 ]

 宮崎・日南キャンプを打ち上げた広島の野村監督は「点数はシーズンが終わったときにつけたいが、カープ野球復活に向けて選手が精力的に取り組んでくれた」と充実感を口にした。

 今キャンプではブラウン前監督時代には制限されていた投手陣の投げ込みを許可。キャンプ全体で約1400球を投げ込み、あす27日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で先発する斉藤は「細かい練習が多かった。自分の好きなように投げられた」と満足そうだった。

 ≪天谷成長に「◎」≫広島の内田打撃統括コーチが「一番成長した」と名前を挙げたのが天谷だ。21日の西武との練習試合で3二塁打を含む5安打するなど打撃好調で「内角は前よりうまくさばけるようになった。振る量が多くなって、ボクにとってよかった」と手応え十分。今年の目標は規定打席に到達しての打率3割だが「(3割は)無理です、という言葉が出ないのが自信なんでしょうか」と不敵な笑みを浮かべた。

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2010年2月26日のニュース