初陣で完敗の野村監督 寂しい試合に表情さえず

[ 2010年2月26日 22:47 ]

 【広島1-6ソフトバンク】自らの“初陣”となる一戦で、あまりに寂しい試合内容を見せつけられた広島・野村監督の表情はさえない。指揮官は腕を組みながら「作戦も何もできなかったね」とため息交じりに話した。打線は3安打で13三振。機動力野球を掲げるが、走者が出なければベンチも動きようがなかった。

 一回。先頭の東出が空振り三振に倒れたのを皮切りに、次々とバットが空を切った。得点は五回に新外国人ヒューバーが放ったソロによる1点だけ。投手陣も8四球などで6失点と崩れた。
 試合後、野村監督は緊急ミーティングを開いた。「ベンチの雰囲気が重い空気に変わっている。やってきたことが1日で駄目になるとは思わないでほしい」。27日の試合では、キャンプから指揮官が繰り返し言ってきた切り替えの早さが選手に求められる。

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2010年2月26日のニュース