「楽しいよ」守っても打っても松井秀のヒザはOK

[ 2010年2月26日 11:20 ]

駆け足で移動するエンゼルスの松井秀喜(左)

松井秀 オープン戦は指名打者スタート

 言動に充実感がにじみ出ている。昨年のキャンプでは守備練習が全くできなかったが、今年は違う。攻守に体を動かせる日々に、エンゼルスの松井秀は「守って野球をやるのが一番自然なリズム。いろんな面でいい影響が出ると思う」。
 この日の守備練習は、外野でゴロを捕球してから送球まで一連の動作を行った。前日まではなかったメニューが加わり、少しずつ内容が濃くなってきた。「やっていく中で、悪い反応が出なければうれしい。今のところはない」と、ひざの状態は安定している。打撃練習では39スイングで2本の柵越え。打つ方も、着々と調整を進めている。
 ソーシア監督は、オープン戦は指名打者での起用から始める方針。守備につく時期については「足に負担がかかる。様子を見ながら考えていく」と、今のところは慎重。
 「体はだんだん疲れてくるけど、外でプレーできるのは楽しい」と野球少年のように言った松井秀。心地よい疲労感に襲われている。(共同)

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2010年2月26日のニュース