キャンプ打ち上げ　森野「よかった」

　中日が沖縄・北谷キャンプを打ち上げ、選手会長の森野は「全体的にいいキャンプだった」と総括。

　辻総合コーチは「個々がやるべきことを目標にやった。新人もいいものを見せてくれた」と収穫を語った。その中、２３日の楽天との練習試合で２回１２失点と大乱調だったバルデスが最多１４０球の投げ込み。母国・ドミニカ共和国では「多くても４０球ぐらいしか投げたことがない」という右腕は息も絶え絶えだった。

　≪井端　完走に笑顔≫中日の井端が実に５年ぶりに春季キャンプを“完走”した。例年、虫さされやじんましんなどに悩まされ、昨年は目の異常で途中離脱。受難が続いたが、今年は一度も練習を休まなかった。「体調はまったく問題なかった。最近では一番のキャンプ？そりゃそうでしょ」と笑顔。打順が１番から６番、守備位置も遊撃から二塁に変わる見込みだが、手応え十分の沖縄となった。