松井秀「ATMトリオ」を結成

[ 2010年2月26日 06:00 ]

ポーズを決めるエンゼルス・松井

 エンゼルスの松井が25日(日本時間26日未明)、キャンプ恒例のフォトデーで写真撮影を行った。グラウンドでバットスイングのシーンなどカメラマンの要請に応じ、さまざまなポーズを取った。時折、照れくさそうに笑みを浮かべた。

 24日には私用で参加が遅れていたヤンキース時代の同僚アブレイユが合流。(トリー・)ハンターを加えたベテラン3人衆「ATMトリオ」が初めて顔をそろえた。松井は早速、アブレイユとキャッチボール。同じ35歳で、08年にはジーターと3人で誰が先に結婚するか賭けた間柄だけに「話し相手にはなるでしょうね」と笑み。アブレイユは2年ぶりの合体に「彼が走者を還すから鍛えておかないと」と喜んだ。

 フリー打撃では逆方向に低い打球を放つ「A」、鋭い振りで広角に打ち分ける「T」、豪快な当たりを連発する「M」と三者三様。2~4番で3人が並ぶ予定で、10年版エ軍打線の一端が垣間見えた。「ひざの状態は去年よりいいと思う」と話す松井について、ソーシア監督も「以前の報告と違い驚いている。外野の練習にもスイングにも問題ない」と目を細めた。ATMトリオの出来が、安定した貯金生活のカギを握る。

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2010年2月26日のニュース