松田 三塁定位置奪取へ本塁打で好調さアピール

[ 2010年2月26日 22:21 ]

 【ソフトバンク6-1広島】オープン戦初戦から十分すぎるアピールとなった。三塁の定位置を狙うソフトバンクの松田が3番で先発出場し、五回に左越えソロを放った。「自分のタイミングでとらえられた。納得するスイング」と胸を張った。

 新加入のWBC韓国代表のイ・ボムホとポジションを争う。「自分のことで精いっぱい。まったく気にならない」とは本音だろうが、ライバルはキャンプ中に自打球を左ふくらはぎに当て、この日は「7番・指名打者」で出場して1三振と3四球。紅白戦なども含め、今のところ松田の好調ぶりが目立っている。

 昨季は開幕戦に「3番・三塁」で先発したものの、その試合で骨折。復帰後も再び骨折して飛躍のチャンスをふいにした。この日は三回1死一塁で右前に転がして好機を広げるなど、つなぐ打撃もみせた。「サードで3番が取れるように。実戦に強い選手と言われるくらい、いい結果を出したい」と松田。今季に懸ける思いは強い。

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2010年2月26日のニュース