強気の守護神クルーン「修正点はない」

[ 2009年11月1日 06:00 ]

 【巨人4―3日本ハム】ベンチを冷や冷やさせてもリードは守りきった。巨人・クルーンは最後の打者、小谷野を見逃し三振に仕留めると両手を天に突き上げてガッツポーズだ。「1週間投げていなかったので、さび付いているところがあった。緊張は思うほどなかった。ストライクを先行できたし修正点はない」と試合後も強気を貫いた。

 先頭の田中のセーフティーバントが頭上を越える不運な内野安打に。グラウンドに右手を叩き付けて悔しがった守護神だが「あれは仕方ない。その後は落ち着いて投げられた」と切り替えた。2死後、高橋に適時打を浴びて1点差とされたが、何とか抑えきった。試合前は右ひじを気にするそぶりも見せたが、マウンドでは闘争本能全開だ。内容はともかくリードを保って試合を終えること。あと3勝。日本一の瞬間まで、最後のマウンドは譲るつもりはない。

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2009年11月1日のニュース