ダルで勝った!圧巻満塁ピンチ雄叫び小笠原斬り!

[ 2009年11月1日 18:06 ]

5回、巨人2死満塁、小笠原を三振に仕留め、雄叫びを上げる日本ハム・ダルビッシュ

 【日本ハム4―2巨人】日本ハムの先発投手はダルビッシュ!プロ野球の日本シリーズ第2戦は1日、札幌ドームで行われる。開幕戦の勝利を巨人に奪われた日本ハムは、左臀(でん)部痛で戦線離脱していたダルビッシュが9月20日以来42日ぶりに強行登板する。対する巨人もクライマックス・シリーズでは登板機会のなかった内海が20日ぶりに満を持してマウンドへ。

 ダルビッシュは1回、小笠原から空振り三振を奪うなど三者凡退の完ぺきな立ち上がり。一方、内海は2死から稲葉、高橋に連打を浴びたが、スレッジを空振り三振に斬り、こちらも上々の立ち上がりだった。
 内海は2回も無失点だったが、3回に2死から捕まった。3番・稲葉に先制のソロ本塁打を右翼スタンドに叩き込まれると、4番・高橋には二塁打を浴び、5番・スレッジの適時打で2点目を失った。小谷野にも安打を打たれ、続く続き糸井の2塁打でさらに2失点。内海は3回もたず60球4失点でKOされた。
 ダルビッシュには大きな4点と思われたが、4回2死からラミレスに安打を許すと続く亀井に左翼ポールへ2ランホームランを打たれた。ダルビッシュは5回には2死から古城、坂本、松本の3連打で満塁のピンチを招いたが、かつての同僚・小笠原を空振り三振に斬り。雄叫びとともにガッツポーズが飛び出した。
 ダルビッシュは6回でお役御免。変化球を有効に使い6回7安打2失点だった。
 7回の日本ハムマウンドには宮西が立った。宮西はイキイキとしたピッチングで2奪三振を含む三者凡退に巨人を斬って取った。8回は金森が三者凡退斬り。9回は“守護神”武田久が締めて日本ハムの快勝。ダルビッシュに勝ち星が付き、チームは1勝1敗のタイに戻した。

 巨人は内海が制球難から崩れたのが最後まで響き、攻撃でも序盤の先制機でのバント失敗などのミスが痛かった。

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2009年11月1日のニュース