低迷王ソフト 連敗ストップ4位浮上

[ 2008年9月11日 06:00 ]

<ソ・楽>力投する新垣

 【ソフトバンク2―1楽天】打っては適時打無し。投げては7四死球を与えた。ぴりっとしない内容でも勝ちは勝ち。ソフトバンクは連敗を4で止め、4位に浮上した王監督は「何とかして勝ちたい思いで、勝利をものにできた」と話した。

 ヤフードームの屋根が開いて風向きが変わった。この日は99年6月19日の西武戦以来3371日ぶりに可動式の屋根を開けた状態で開始された。低迷するチームの流れを変えようと球団が提案した“打開策”だった。
 願いが通じたのか、2回に2死満塁から山崎が押し出し四球を選んで先制点。降雨の可能性が出てきたため、6回表1死の場面で屋根は閉じられたが、7回には1死二、三塁から相手の失策で幸運な2点目を挙げた。先発の新垣も不安定な投球ながら8回途中1失点で2勝目を挙げ「(ドームに)神風が吹いてたんですかね」と笑顔。11日も気象条件が良ければ屋根が開かれる。

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2008年9月11日のニュース