ローズ歴代13位弾!オリックス4連勝

[ 2008年9月11日 20:38 ]

 【オ6―1ロ】オリックスが快勝で4連勝。2回にローズが同点ソロ。3回にカブレラの34号ソロなどで2点を勝ち越し、5回にはローズの36号3ランで突き放した。岸田は8回1失点で4勝目。

 首位西武を追い上げるチームの勢いを示すかのように、強烈な一発だった。3―1の5回1死一、二塁。オリックスのローズが、ロッテの清水の直球を完ぺきにとらえると、打球は右翼席最上段へ。

 0―1の2回にはバックスクリーンへ同点の35号ソロ。試合の大勢をほぼ決めた5回の36号3ランで通算438本塁打となり、秋山幸二を抜いて歴代13位に浮上。しかし「すごくうれしいことだけれど、チームが優勝することの方が大事だから」と、個人の記録よりも4番として勝利に導いたことを喜んだ。

 40歳になっても衰えない活躍の背景に、カブレラの存在がある。サヨナラ打を放った前夜は、カブレラの四球に続いた。この夜の3ランもカブレラの四球の後だった。ローズは「目の前で歩かされると、ほおをたたかれた感じがする。絶対にやり返してやるという気持ちになるし、互いに刺激しあっている」と言う。

 2003年以来となる100打点にも到達した。一戦ごとの重みが増していく中、主砲の集中力がますます高まっている。

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2008年9月11日のニュース