12球団代表者 田沢はドラフトの対象と確認

[ 2008年9月11日 20:13 ]

 新日本石油ENEOSの田沢純一投手の米大リーグ挑戦表明に関し、日本プロ野球組織(NPB)は11日、東京都内で緊急の12球団代表者会議を開き、今秋のドラフト会議では希望球団は指名できることを確認した。

 会見した巨人の清武英利球団代表はコミッショナー事務局が大リーグ機構と連絡を取ったことを明かし「大リーグ側も対立、混乱は望んでいないと表明した」と説明した。NPBは米国時間16日に米ニューヨークで大リーグ側と話し合う予定。

 NPBでは19日にドラフトルールや大リーグのスカウトによるアマ選手への事前接触ルールなどを見直す委員会を設置する。また、加藤良三コミッショナーと大リーグのバド・セリグ・コミッショナーとの直接会談を行うことも検討している。

 ▼日本野球連盟・鈴木義信副会長の話 交渉は日本選手権の最終予選が終わった翌日から。仮に契約した場合には、日本選手権には出場できない。ドラフト上位候補には日本側に優先権を与えるとか(日米)プロ同士でルールを決めてほしい。

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2008年9月11日のニュース