松井稼、腰の張りで途中交代 藪は緊急登板

[ 2008年8月13日 12:32 ]

 米大リーグ、アストロズの松井稼頭央内野手は12日、ヒューストンで行われたジャイアンツ戦に「1番・二塁」で出場、第1打席の左飛の後、腰の張りのため3回の守備から退いた。打率は2割8分5厘。

 ジャイアンツの藪恵壹投手は3―2の5回途中から2番手で登板、1回を投げ1安打無失点。勝敗は付かなかった。試合はアストロズが12―4で勝った。

 ≪松井稼 腰に違和感≫松井稼は「試合前に少し腰の張りを感じた」そうだが、予定通り先発出場。しかし、違和感は消えず、早々に退いた。「無理してもいいが、去年もやっている場所なので気をつけないと」と言う。今後の出場についても「きょうやったばかりなので、とりあえずあした様子を見てみたい」と慎重だった。7月に右太もも痛から復帰後は打率3割以上と好調。今後も故障欠場ならチームにとっても痛手だが「腰痛ではないからね」と表情は明るかった。

 ≪藪 緊急登板も冷静≫藪に出番が回ってきたのは5回1死。それまで1安打と好投の先発投手が、打球を右ひざに受けて負傷退場した。「マウンドへ行って肩をつくれ、と言われた」という緊急登板。「器(球場)が小さいので早いカウントで勝負したかった」と冷静にストライク先行の投球に徹し、内野安打1本に抑えた。「これで2試合続いていい形(無失点)になっている」と自己評価。「次は勝ちに結び付けたい」と話した。(共同)

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2008年8月13日のニュース