斎藤、今季中の復帰目指す

[ 2008年8月13日 17:09 ]

 右ひじを痛め、故障者リスト(DL)入りしているドジャースの斎藤隆投手が、リハビリに取り組んでいる。7日にはキャッチボールを開始。残り1カ月半のレギュラーシーズンで、優勝を争う戦列への復帰を目指す。

 キャッチボールの距離はまだ15メートルほどで、5球ごとに休みを入れながら、1日約30球。これを3日続けて1日休むペースだ。右ひじは完治していないが、「痛みはない。投げる強さも少しずつ強めている」。トレーナーの計画では今月下旬にマウンドからの投球を再開するという。
 7月12日のマーリンズ戦で右ひじを痛め、「右ひじねんざで靱帯損傷」と診断された。手術の選択肢もあったが、復帰までは相当な時間がかかる。38歳は患部の周辺を強化し、早期復帰を目指すことを決めた。
 9、10日のジャイアンツ戦では斎藤不在の影響が出て、2試合連続で逆転サヨナラ負け。トーリ監督は「抑えは数人の投手で乗り切る」としたままだ。斎藤の復帰への期待は大きい。(共同)

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2008年8月13日のニュース