音で分かった…駒大岩見沢エース、特大アーチで動揺

[ 2008年8月13日 17:40 ]

<駒大岩見沢―智弁和歌山> 8回表、逆転3ランを放ちガッツポーズの智弁和歌山・坂口。投手板木はぼう然

恐るべし智弁和歌山・坂口 1回2本塁打の新記録

駒大岩見沢、あっぱれ!坂口と勝負「ほめてやりたい」

 【駒大岩見沢3-15智弁和歌山】駒大岩見沢の板木はしばらく宙を見詰めた後「初球。思い切り投げたが、完ぺきに打たれた」と焦点となった8回の場面を振り返り始めた。
 無死一、二塁で智弁和歌山の4番・坂口を迎え、内角を狙った真っすぐが高めに浮いた。打球の行方を追わなくても、バットに当たった音で本塁打と分かったという。
 衝撃の3ランだったようだ。次打者に安打を許し、送りバントは間に合わない二塁に投げ、次は一塁へ悪送球。さらに傷口を広げるきっかけもつくり「正直、あった」と動揺の大きさを認めた。

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2008年8月13日のニュース