大嶺 2勝目も危険球退場に恐縮しきり

[ 2008年8月13日 06:00 ]

オリックス戦に先発したロッテ・大嶺

 【ロッテ8-5オリックス】心から笑えなかった。ロッテの大嶺が5回0/3、3失点で2勝目。プロ初勝利を挙げた7月24日の日本ハム戦に続いて連勝を飾ったが、初体験の危険球退場に恐縮しきりだ。6回無死二塁から北川への頭部死球に「内角を狙った真っすぐが抜けちゃいました。本当に申し訳ない。頭は選手生命にかかわるかもしれないし連絡先を聞いて謝りたい」。北川はプレーを続けたものの、心配そうな表情を浮かべた。

 投球内容もいまひとつとあって「試合をつくれているのは良かったけど(2勝目は)そこまでうれしくない」。それでもバレンタイン監督は「登板ごとに成長している」と評価。上位進出へ大嶺が一本立ちしたのは大きい。3位・日本ハムとは2・5ゲーム差に接近。暑い夏に本領を発揮し始めた石垣島出身の20歳右腕が、ペナントレースを熱くする。

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2008年8月13日のニュース