福島県33年ぶりの8強!聖光学院4連打逆転勝ち

[ 2008年8月13日 08:32 ]

<聖光学院―市岐阜商>6回表聖光学院2死二塁、佐藤竜の左前打で安田が勝ち越しの生還。捕手加藤、次打者竹沢

聖光学院メンバー、成績

市岐阜商メンバー、成績

下位で逆転の聖光学院、初の8強も「目標は全国制覇」

さえたスクリュー!聖光・佐藤竜“ワンマンショー”

「あと1つ勝ちたかった」存廃危機の市岐阜商8強遠く

あと1回だったのに…市岐阜商エース突然の乱調に涙

 第90回全国高校野球選手権大会の12日目は3回戦に入り、第1試合では聖光学院(福島)と4度目の甲子園で初勝利を挙げた市岐阜商が対戦。6回に4連打で4点を奪った聖光学院が5-2で逆転勝ちし、初のベスト8進出となった。福島県勢としては1975年(昭50)の磐城以来33年ぶり。
 2回、市岐阜商は4番・加藤の大会31号ソロ本塁打で先制、3回にも2点目を挙げたが、聖光は4回、代打・斉藤の適時打で1点を返し、6回には7番・安田の左越え適時二塁打で同点にすると、一気に逆転した。聖光の佐藤竜は逆転打を放つとともに、投げては9奪三振と好投した。

 ▼聖光学院・竹沢捕手(6回に追加点の適時二塁打。2失点の好リード)「甲子園で初ヒットなのでうれしい。佐藤竜の調子が良く、右打者への内角の直球と外角のスクリューが効果的だった」

 ▼聖光学院・斉藤選手(4回に代打で適時打)「思い切り振った結果。いつも代打なので、やれることをやる」

 ▼市岐阜商・吉村主将「ミスも絡んで、ビッグイニングをつくられてしまった。悔しいです」

 ▼市岐阜商・加藤捕手(先制ソロ本塁打も途中で右手人さし指を突き指)「まったく貢献できていなかったので、ヒットで出ようと、思い切って振った。指はしびれ、二塁まで思い切り投げられない状態だった」

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2008年8月13日のニュース