林昌勇 まさかの乱調9回逆転許す

[ 2008年7月26日 06:00 ]

<巨人・ヤクルト>9回 1死 満塁 谷にサヨナラ安打を許したヤクルト・林はうつむきながらベンチへ戻る(左端は宮本)

 【ヤクルト2―3巨人】まさに天国から地獄だ。館山が8回を2安打1失点の快投も、1点リードの9回に登板した林昌勇(イム・チャンヨン)が乱調。1死満塁から阿部に押し出し死球を与え、代打・谷に決勝打を浴びた。守護神の過去3敗は同点で登板して勝ち越しを許したもので、リードをひっくり返されたのは初めて。セ球団相手の初黒星となり「直球の制球が悪かった。ピンチで修正ができなかった」と反省した。5割復帰を逃した高田監督は、2―0の8回1死一、三塁で見破られたスクイズを振り返り「(カウント1―2の)タイミングが悪かった。失敗して流れが変わった」と、しきりに悔やんだ。

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2008年7月26日のニュース