0―4巨人…終わってみれば12―4!

[ 2008年7月26日 18:22 ]

2回、巨人2死二塁、阿部の邪飛を観客と競り合い捕球するヤクルト・宮本

 【巨12―4ヤ】巨人が今季最多に並ぶ12得点で3連勝。0―4の6回に3点を返し、7回に木村拓の同点ソロ、ラミレスの2ランで勝ち越した。8回はラミレスの2打席連発となる3ランなど打者10人の攻撃で6点を奪った。ヤクルトは巨人戦4連敗。

 ≪ラミちゃんトップ28、29号!≫同点に追い付き、なお7回2死一塁。巨人のラミレスは「つなごうと思っていた」という。それでも高めのボール気味の直球を強振すると、打球は右翼席に消えた。8回には低めのフォークボールをきっちり捕らえてバックスクリーンへ3ランを打ち込んだ。
 この2本で今季29号。一気に村田(横浜)を抜き本塁打争いでリーグトップに立った。前半戦終了を前に早くも昨年の自身の本塁打数にも並んだ。「昨年とは打線の中で求められているものが違う」として、きっちりと答えを出している。
 試合は劣勢のまま終盤に差しかかっていた。6回無死一、三塁で左前打して反撃の口火をきったのもラミレスのバットだった。6打点の主砲に原監督は「練習の時からしっかりとメニューをこなしている。それが試合で出ている」。頼もしい4番が好調巨人を引っ張っている。

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2008年7月26日のニュース