ドラフト候補左腕、痛恨のカットボールで夏終わる

[ 2008年7月26日 08:51 ]

 【仙台育英1-0東北】ドラフト候補の左腕、東北・萩野の夏が終わった。散発6安打1失点と好投したが、今大会チーム打率・414を誇る打線が穂積の変化球に翻ろうされて援護できなかった。左腕は「負けてしまったけど、最後まで一生懸命頑張れたので悔いはない。みんなと野球ができてよかった」と涙をぬぐった。4回2死からこの日唯一の四球で走者を許すと、続く6番・佐々木に、ストライクを取りにいったカットボールを右翼線に運ばれ1失点。「あの球さえなければ…」と振り返った。五十嵐征彦監督(32)は「萩野はいいピッチングだった。相手投手をとらえきれず、1点を取れなかったことが悔しい」と唇をかんだ。

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2008年7月26日のニュース