元プロ監督も涙 打線は3発、ドラフト候補左腕10K

[ 2008年7月26日 08:14 ]

 【常葉菊川9-1静岡】静岡大会決勝は常葉菊川が一発攻勢で名門・静岡を沈めた。常葉菊川は初回、4本の長短打を集め3点。2回にも酒井、伊藤のアベックアーチで3点を追加し、5回にも主将の前田が左翼へぶち込んだ。

 3発を含む14安打で9点を奪い、ややおとなしかった強力打線が目を覚ました。投げてはプロ注目のエース戸狩がMAX141キロの直球とスライダーをコーナーに投げ分け、6安打1失点、無四球、10奪三振。「センバツは最悪だった分、夏は自分の投球を見せたかった」と笑顔。就任2カ月で甲子園に導いた元中日の佐野監督は「辛いことがあると、その後はいいことが待っている」と目頭を熱くした。

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2008年7月26日のニュース