ソフトBが競り勝ち連勝 馬原今季初セーブ

[ 2008年7月26日 17:13 ]

 【ソ2―1ロ】ソフトバンクは0―1の2回1死二、三塁から辻の2点適時打で逆転。先発のホールトンが7回1失点の力投で3勝目を挙げ、今季初登板の馬原がセーブ。ロッテは再三の得点機を逃し、粘り強く投げた成瀬を援護できなかった。

 ≪うれしい!鳥肌立った!≫95試合目。ストッパーがようやく帰ってきた。ソフトバンクは、今季初登板の馬原が9回を打者3人で締めた。大声援で迎えたファンに向け「いつもは耳に入らないけれど、きょうは鳥肌が立つくらいうれしかった」と、昨季のセーブ王は感謝の言葉を並べた。
 1点リードの9回での登場にも「気持ちが入りやすい。最初にこういう展開で良かった」と動じなかった。150キロに迫る速球とフォークを操り、わずか7球で片付けた右腕。王監督は「もうちょっと楽なところで、と思っていたが、取り越し苦労だった」と胸をなで下ろした。
 開幕直前に右肩の炎症で離脱。不動の抑え不在のチームは、救援陣の不安定さに悩まされ続けてきただけに、復活は心強い限りだ。「ちょっと時間がかかり過ぎたが、強い気持ちで相手打者をねじ伏せていきたい」。馬原は、力強く宣言した。

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2008年7月26日のニュース