松井秀 “バースデー”逆転満塁弾!

[ 2008年6月13日 11:26 ]

アスレチックス戦の6回、右越えに満塁本塁打を放つヤンキースの松井秀

 米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は12日、オークランドでのアスレチックス戦に「5番・DH」で出場。6回の第3打席で今季7号となる逆転の満塁本塁打を放ち、これが決勝打となってチームは4-1で勝った。第1打席は二ゴロ、第2、第4打席は三振で4打数1安打4打点。打率は3割2分2厘。

 松井秀は日本時間1974年6月12日生まれ。米時間ではこの日、34歳の誕生日を迎えたことになり、記念すべき本塁打となった。松井秀のメジャーでの満塁本塁打は5本目。

 本塁打は0―1の6回無死満塁、速球を続けて見送り、カウント1―1からのチェンジアップが低めに沈むところをたたいた。打球は強いライナーで伸び、フェンスを越えた。11日の試合後に「悪くない」と復調を口にしたばかりだった。5回まで3安打0点と打ちあぐんだアスレチックスのブラントンを、逆転満塁本塁打という最高の形でとらえた。

 ▼松井秀の話 (6回の無死満塁は)大きなチャンスだったので、外野に打てる球、高めの球を探していた。感触は良かった。あそこのワンチャンスをものにして勝ったのだから、最高にうれしい。誕生日に、こんないいゲームだった記憶はない。(共同)

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2008年6月13日のニュース