青木完全復活!“リベンジ”満塁弾

[ 2008年6月13日 06:00 ]

<楽・ヤ>7回1死満塁、ヤクルト・青木が右翼へ4号満塁アーチを放ち、満面の笑みで生還する

 【ヤクルト7-3楽天】ヤクルト青木の“リベンジ弾”がさく裂した。2点リードの7回1死満塁。前夜の9回と同じくワンポイントで有銘が出てきた。「昨日対戦して(三ゴロに)やられていたし、積極的にいった。完ぺきでしたね」。初球の内角直球を右翼席へ運ぶ4号グランドスラム。体がギリギリまで開かない、本来のスイングだった。本塁上では右拳を握り喜びを表現した。

 右脇腹肉離れで約3週間の戦線離脱。開幕から思うような結果が出ず「体を開かないように力が入りすぎた」のが故障の一因になった。だが、通算4本目、交流戦ではロッテ・里崎と並ぶ最多タイ3本目の満塁弾で完全復活をアピール。「あまりないしうれしい」とはにかんだ。楽天に2連敗後、2連勝。高田監督も「青木の一発が大きかった。強くて勢いのあるチームに勝ててよかった」と目尻を下げた。

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2008年6月13日のニュース