唐川勝てん…セットに課題の大きな試練

[ 2008年6月13日 06:00 ]

<ロ・広>5回、同点に追いつかれた唐川(左)は降板

 【ロッテ5-8広島】ロッテのルーキー唐川に、大きな試練が訪れている。初回に3点の援護を受けながら4回1/3、3失点KO。毎回の8安打を喫し、課題のクイック投法も克服できず3盗塁を許して崩れた。デビュー3戦3勝後は4試合連続で白星がない現状に「こうも勝てないとさすがに悔しい。チームにも迷惑をかけて申し訳ない」。セットポジションでは間合いを変え、何度もけん制を交える工夫も実らなかったが「球自体は良かった。セットでの投球を見つめ直して次に臨みたい」と次回先発が濃厚な22日の中日戦へ気持ちを切り替えた。救援陣も打たれてチームは3連勝でストップ。バレンタイン監督は唐川について「まずまずの出来。3点しか取られていない」と評価していた。

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2008年6月13日のニュース