松井秀は休養日 ヤンキース勝つ

[ 2008年6月11日 15:33 ]

アスレチックス戦で先発を外れたヤンキースの松井秀(中央)

 米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜外野手は10日、オークランドで行われたアスレチックス戦の先発を外れ、出場しなかった。チームは3―1で勝った。

 ≪代打の出番もなく≫代打での出番もなく、試合は終わった。松井秀にとって今季5試合目の欠場となった。代打で出場した3試合も含めると、いわゆる休養日は8試合目。これまでなかった形でシーズンを過ごしている。
 8、9日と2試合連続で無安打だった。出場が続いているアブレイユでなく、松井秀が先発を外れたのは「あまり良くない」と本人が認める通り、打撃の調子が下降気味だからでもある。
 同じように調子を落としかけていた5月中旬には、体の軸をやや前傾させることで調子を取り戻した。ただ「理想は誰に対しても同じ打ち方で打てることだけど、相手によって変えることも必要かもしれない」と相手投手の球筋によって前傾の度合いを微調整することも考えている。
 今季の松井秀は、不調の気配を感じると早めに動く。今度はどんな手を打つのか。頭には明快なイメージがあるに違いない。(共同)

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2008年6月11日のニュース