成田市総動員?唐川10万人規模後援会へ

[ 2008年6月11日 06:00 ]

今オフ後援会が発足することが分かった唐川

 ロッテのルーキー唐川の出身地である千葉・成田市に今オフ、会員10万人規模の「唐川後援会」が発足することが10日、分かった。小泉一成・成田市長(52)らが発起人となり、早くも1軍定着した地元の星を全面的にバックアップする。

 「明るい話題を提供してくれて成田市にとってもうれしい。1軍で実績をつくってから数年後と思っていたけど、これだけ活躍すると今シーズン後に後援会をつくらないと」と小泉市長。唐川が幼少の頃から家族ぐるみで親交があり、成田高の先輩でもある同市長自ら発足に携わる考えを明かした。成田市の人口は12万4333人(今年4月30日現在)で成人が約10万人を占める。唐川が出場した06、07年センバツの甲子園アルプスは超満員。プロでも本拠地デビュー登板となった5月3日西武戦は大入り満員で、老若男女問わずに応援に駆けつけている。同市長は「成田は野球好きの地域。かなりの方が協力して、市民のほとんどが入会すると思う」としており、10万人を超える大後援会となりそうだ。
 チームの先発陣で唯一貯金2を稼いでいる18歳右腕への期待は膨らむばかり。成田市では唐川のウイニングボールやグラブ、写真などを市役所に一時的に展示する“唐川臨時記念館”の設置も検討中だ。唐川の次回先発予定の12日広島戦(千葉マリン)はくしくも小泉市長が始球式を行い、成田高校吹奏楽部がセレモニーを行う“成田デー”。4試合ぶりの4勝目へ大きな後押しとなる。

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2008年6月11日のニュース