ラミちゃんダル撃ち!巨人完封リレー

[ 2008年6月11日 19:45 ]

6回、先制ソロを放ち、緒方コーチ(左)とタッチするラミレス

 【巨人1―0日本ハム】巨人は6回にラミレスが18号ソロ。この1点を守って逃げ切り、勝率を5割に戻した。先発の野間口は5回無失点で、山口ら救援陣も好投。最後はクルーンが締めた。ダルビッシュは完投したが、打線の援護がなく3敗目を喫した。

 ≪ちゃ~んと努力してるんだよ≫巨人打線は5回までダルビッシュに1安打に抑えられていた。6回も簡単に2人が倒れて打席にはラミレス。カウント1―1から、主砲は外角低めの伸びのある直球にうまくバットを合わせ、右翼席最前列まで運んだ。
 難しいコースで球速も149キロ。「打った瞬間は入ると思わなかった」という。だが、コンパクトに叩けたのは、相手バッテリーの配球に対するイメージがあったからだ。
 昨年の交流戦でも、ラミレスはダルビッシュから本塁打している。事前にその試合のビデオを見て「配球を中心に、復習してきた」と5月25日以来の18号ソロを振り返った。打撃技術だけでなく、こうした研究熱心さもこの4番打者にはある。
 原監督は「きょうはこのスコアでしか勝てなかった」。この試合で唯一の得点を挙げたラミレスを称えた。

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2008年6月11日のニュース