1死しか取れず…岡島3失点今季2敗目

[ 2008年6月11日 12:05 ]

オリオールズ戦の7回、満塁のピンチに汗をぬぐうレッドソックスの岡島

 米大リーグ、レッドソックスの岡島秀樹投手は10日、ボストンで行われたオリオールズ戦で6―4の7回に2番手で登板し、1/3回を2安打2四球、3失点で今季2敗目を喫した。チームは6―10で敗れた。

 ≪1死しか取れず3失点≫交代を告げられたレッドソックスの岡島は、悔しさを振り払うように駆け足でベンチに下がった。2点リードの7回から登板し、1死しか取れずに降板。3失点で今季2敗目を喫した。
 先頭のバイナムは3球三振に仕留めたが、その後は球が上ずり、武器のチェンジアップも普段の制球力がない。2四球と二塁打で満塁とされ、4番のハフに高めのチェンジアップを2点適時打されて降板した。後続も犠飛を打たれ3失点。
 試合後、無言で球場を後にした岡島についてフランコナ監督は「ボールが全体的に高く、カウントを悪くしてから慎重になって四球を出した」と分析した。
 岡島はオリオールズ戦で5月14日、ペイトンに満塁本塁打を浴び、今月2日には今季初黒星を喫したばかり。5試合で5回1/3を投げ、8失点と打ち込まれている苦手打線の克服が今後の課題となりそうだ。(共同)

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2008年6月11日のニュース