田中圭 「おっさんずラブ」出演決定時の覚悟「これが最後に…」 林遣都に最初に伝えた言葉とは

[ 2024年3月30日 17:43 ]

田中圭
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 俳優の田中圭(39)が29日放送のTBS「A-Studio+」(金曜後11・00)にゲスト出演。大ヒットドラマ「おっさんずラブ」シリーズに挑んだ際の心境について語った。

 田中は所属事務所の社長でもある先輩・小栗旬は10代の頃から知る仲だったが、その小栗が先にブレークし、その後後輩・綾野剛らも売れていく中で「すんごい会社に居づら~と思って」いた時期があったとし、「25くらいから30手前」の頃には周囲に嫉妬していたこともあったという。

 それでも「なんか違うなあ~と思って」と切り替えたとし、MCの笑福亭鶴瓶は「で、それがあるからまたいいねんで。でもその『おっさんずラブ』?あれでこういう形で出てくるわけやんか」、「Kis―My―Ft2」藤ヶ谷太輔も「国内だけじゃなくて、海外でも評価されたりとか」と称えた。

 鶴瓶が「メンバーがいいよな」と目を細めると、田中は「そのバランスが取れてて良かったなと思います」と同調。同作をやることになった当時の心境については「前年かな、深夜の単発でやらせていただいてて、それがあっての連ドラだったんですけどね。で、この時はこれが最後になっていいや」という覚悟で挑んだと告白した。

 「とにかく自分がずっと脇で思ってたこととかを脇の方に思わせないような座長でいようとか、みんなに好き勝手暴れて欲しいなあということがあって」と言い、共演の林遣都には「台本通り言わないでいいからね」と一番最初に伝えたと明かした。

 「向こうからしたら“えっ、プレッシャーかけられてんの?”みたいになるけど、そうじゃなくて“感情にあるまま全部しゃべっちゃっていいから”って言って、僕もそうしようって決めてて」と田中。

 「これで僕終わりでいいや、みたいな感じだったんですね」とも話し、「ちょうど20年目とかで、これで無理だったらもういいやっていうか、役者辞めるとかじゃないですけど、これが最後になるつもりでやろうと思って、それでやってたんですけど」と振り返った。

 すると「自分がこれまでやってきた連ドラっていうものの向き合い方がちょっと間違ってたかなっていう。ゴールのつもりがスタートになっちゃったんで」と新たな気持ちが芽生えるように。「またああいう感覚のお芝居とか、チーム感とか勢いみたいなのはどの現場でももう1回作りたいなと思って今は連ドラに入ってますね、どの現場でも。まあなかなかできないですけど」と語った。

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