DAY6、8thミニアルバム「Fourever」で3年ぶりに全員揃ってカムバック…再契約に関する裏話も明かす

[ 2024年3月30日 13:30 ]

写真=JYPエンターテインメント
DAY6が、8thミニアルバム「Fourever」でカムバックした。アルバム名「Fourever」は、ソンジン、Young K、ウォンピル、ドウンを象徴する数字の“4(Four)”と“永遠(Forever)”を合わせた名前だ。春、夏、秋、冬で構成された“四季”が、DAY6のメンバーたちを象徴し、4人のメンバーが集まって1年を完成させるという意味が込められている。

DAY6が全員で新しい音楽を披露するのは、2021年4月に発表した7th「The Book of Us : Negentropy - Chaos swallowed up in love」以降、約3年ぶりだ。すべてのメンバーが除隊した後、初めて発売するアルバムでもある。

タイトル曲「Welcome to the Show」をはじめ、「HAPPY」「The Power of Love」「Get The Hell Out」「僕だけ悲しいエンディング」「Let Me Love You」「I Don't Know If It Was Love」まで、メンバーたちが全曲の作詞・作曲に参加した。

最近、ソウル江南(カンナム)区のあるカフェで行われたインタビューで、メンバーたちはニューアルバムやメンバーへの思い、JYPエンターテインメントとの再契約について語った。

――アルバム名を「Fourever」にした理由は何ですか。また、今回のアルバムを準備しながらメンバーたち同士で「永遠」についてどのように話し合ったのか気になります。

ソンジン:僕たちはいつも、歳月が流れて多くの時間が過ぎた時、僕たちは残らなくても、僕たちの曲がずっと残ってほしいと思っていました。そのような意味を込めています。ただの「Forever」はちょっと退屈じゃないですか。だから、言葉遊びをしたような感じでしょうか(笑)。今回のアルバムは、個人的には以前のDAY6と今後のDAY6を繋ぐ橋の役割をするアルバム、もっとDAY6らしいものを構築するためのアルバムだと考えています。

Young K:僕たちはたくさんの話し合いを通じてアルバム名を考えました。色々なアイディアが出ましたが、今回My Day(DAY6のファンクラブ)が4期を迎えたこともあり、僕たち4人がずっと永遠であってほしい、という願いを盛り込んだアルバムだと思います。

―― (ソンジンさんが言及した) “DAY6らしさ”とは何だと思いますか。

ソンジン:まだ定義されてないと思いますし、僕たちも分かりません、その時その時で僕たちが望む音楽が、DAY6らしい音楽だと思います。あるジャンル、特定のサウンドがDAY6らしいということではなく、本当にその時期に僕たちに合う、僕たちが考える、僕たちが作ろうとする音楽がDAY6らしい音楽だと思います。その中でコアになるのは、僕たちの声だと思います。

Young K:デビュー初期からDAY6はどのような音楽をするバンドなのかと聞かれました。以前はロックをベースにさまざまなジャンルを披露するバンドだと話しましたが、さまざまな挑戦をしてみたら、ある瞬間、バンドとして具現化できる全ての音楽をやっているような気がしました。そこから僕たちの声、トップライン、歌詞など、僕たちの香りが感じられるのがDAY6らしい音楽だと思います。

――リスナーの立場から、DAY6の音楽には「青春」というキーワードが欠かせないと思います。皆さんが制作過程でどの部分に重点を置いているのか気になります。

ソンジン:青春を歌おうと思って始めたわけではありません。ただ、僕たちも大きな枠の感情は全て似ていると思います。そこからフィクションとファクトを混ぜながら美味しく作るのが僕たちの役割だと思います。僕たちが情熱を失ったら(青春を歌うバンドだという)評価が変わることもあり得ると思いますが、僕たちは本当にいつも楽しく音楽をやってきたので、そのようなイメージに見えるのだと思います。

Young K:以前「Youth」というアルバムを発売した際、青春とは何だろうかとたくさん悩みました。(ソンジン)兄さんが話したように、僕たちが情熱を失う瞬間が、青春が終わる瞬間だろうと思いました。いくつになっても、情熱を持っている人たちだと思っていただけたらと思います。

――昨年末のコンサートで、メンバーたちが涙を流していました。どのような意味の涙だったのでしょうか。

ドウン:My Dayの皆さんに本当に会いたかったんです。まず、メンバーたちが戻ってきたのも数年ぶりでしたし、僕は全員での活動がすごく恋しかったんです。しばらく別々で活動していた時、僕は少し不安定だったと思います。全員が集まる時だけを待っていましたが、4年ぶりにコンサートができて感激しました。

ソンジン:たくさん泣きましたね。様々な感情があったと思います。複合的な感情でしたが、漠然とした恋しさと不安がありました。僕たちはDAY6が曲を作るだけであって、My Dayから力を得ていると考えています。曲にMy Dayが力を加えてくれていると思うので、その環境に再び出くわした瞬間、実感できたと思います。「あ、そうだ。これがあったから僕たちが音楽を続けられたんだ」と思って、胸がじ~んとしました。

ウォンピル:僕もDAY6としての公演がすごく恋しかったですし、一番やりたいことでしたので。除隊したばかりなのでより込み上げるものがあったというのもありましたし。メンバーたちが今まで苦労してきたことを全部知っていたので、それに感謝する気持ちが大きかったです。My Dayの皆さんと僕たちの真心を一番よく表現できる場所が公演会場だと思いますので、その時だけは全部話したかったですし、表現したい感情があったので(涙が)出たのだと思います。メンバーたちが泣いてるところを見ると……わぁ……我慢できません(笑)。

Young K:みんな感激の涙だったと思います。僕もずっと待ってきた瞬間でしたし、『あ、戻ってきたんだ』と実感できた瞬間だったと思います。『これから始まるんだ』と思うと、DAY6がずっとステージに立つためにはどうすればいいのかと悩んだことや、今までの努力が自然と思い浮かんで、涙が流れたのだと思います。

――除隊後、久々に音を合わせてみていかがしたか。

ドウン:初めて合わせた時、「終わった(笑)」と思って、それから毎日やっていたと思います。

ウォンピル:「これって可能なんだろうか?」と思いました(笑)。

Young K:「やばくない? やばい。本当に熱心にやらなければいけないな」でした(笑)。

ソンジン:最初だけそう思えましたが、2日目からは「そうだ、こんな感覚だったな」と思いました。(感覚が)戻ってきた時から再び楽しくなったと思います。

ドウン:幸せでした。「そうだ。僕たち、こんなふうにしてきたんだ」と再び感じましたので。不協和音になった時はみんなで雰囲気を調整しましたね。それぞれが思うポイントで。

Young K:お互いに聞いてあげてこそできる部分だと思います。本人が合っていると思っていても、事実上リズムの中心はドラムですから。ドウンに従わなければならないと思います。

ウォンピル:合奏する時はドウンを中心にまわりますね。

ソンジン:公演もそうですし。

Young K:もし音がズレても、ドウンのリズムに合わせてみんなが合わていけば大丈夫なので。

――ウォンピルさんは除隊を控えて1ヶ月間に休暇を集中させ、未復帰除隊をしてコンサートとアルバムの準備をしましたが、そのようにして良かったと思う瞬間はいつでしたか。

ウォンピル:僕は楽曲制作をした時とコンサートで合奏した時に「僕、本当に偉いな。よかった」と思いました。楽曲制作を11月末から始めました。僕が少しでも遅かったら(アルバムの発売が)遅れたと思うので、よかったと思います。僕は海軍に入隊しましたが、入隊後に船に乗るとは思いませんでした。バカでしたね。本当に何も知らないまま入隊して(時間が)わ~っと流れていきました。訓練所にいる時、うわ~っと時間が流れましたが、1ヶ月後に僕は船に乗っていました。船に乗ったら休みがたくさん取れるんです。そうして除隊前、早めに休みを取って出ることができました。船酔いは幸いなことになかったです。本当に大きな船に乗っていたんです。すみません、(軍隊の話は)面白くないですよね(笑)。

――入隊前にミュージカルに出演しましたね。今後もミュージカルに出演する計画はありますか。

ウォンピル:ミュージカルに出演したのは、MY DAYの皆さんと舞台で会いたかったからです。非常に良い経験ができました。得られる経験が多かったので良かったです。戻ってきた今は、DAY6の活動に影響が出る要素があったり、日程が合わなかったらやらないと思います。無理にならない限りは出演できると思いますが、僕はDAY6を優先に考えています。

――皆さんチームに対する愛が強いと思います。それぞれにとってDAY6はどのような意味を持っているのでしょうか。

Young K:僕にとってDAY6は家のようです。様々な場所をまわりながら成長しましたが、僕が一番長くいたところですし、DAY6のみんなと人生で最も長い時間を一緒に過ごすことになりました。むしろ両親よりも。だから彼らが僕の家だと思います。

ウォンピル:一言で言いたいけれど、なかなか難しいですね。僕にとっては一番大切で、守るべき場所です。自分の人生において一番大切で、これからもそうだと思います。

ドウン:僕も、自分の人生の全てだと思います。時には学校みたいです。お兄さんたちに学んだことが多すぎて。たくさん学び、たくさんからかわれましたが。合理的に教えてくれたことも多かったです。僕はDAY6として人生を終えたいです(笑)。

ウォンピル:僕もそうですね。

ソンジン:僕もだいたい同じですけど、表現の方法が異なるだけです。僕にとってはいつも優先度が1位だと思います。いつも僕よりもDAY6を優先して考えていると思います。

――DAY6は一時のスターではなく、右肩上がりのグループだと思います。メンバーたちもプライドを持っていますか。

Young K:プライドというより、僕たちに自信を与えてくれたと思います。ずっと僕たちがうまくやってきたんだなと思わせてくれますし、もしグラフで下がる日が来ても、緩やかに下がると思います。そうじゃなくても、この音楽の旅程を人々に愛してもらえるくらい、僕たちが満足できるくらい、うまくやってきたなと感じています。

ソンジン_:実はデビューしたばかりの時は、デビューしたらたくさんの方に関心を持ってもらえるだろうと思っていましたが、そうではありませんでした。そのため、着実に上がていくことに計画を修正しました(笑)。でも結果的にはこっちの方が良かったと思います。ゆっくりと成長しながら、様々な試行錯誤を経験したため、落ちる時も急激には落ちないだろうと思っています。それがむしろ良いと思いますし、少しずつ右肩上がりになってもいいと思いますし、落ちる瞬間がやって来ても、とにかく僕たちが変わらなければ、上がったり下がったりする状況が繰り返されるだろうと思います。僕たちはずっと音楽が楽しくなるしかない環境を設けてきたと思います。個人的にこのような右肩上がりのグラフが大好きです。

――2022年、JYPエンターテインメントと再契約を締結しました。再契約を控えて悩みはなかったのか、また第2幕をどのように満たしていきたいと思っていますか。

ドウン:再契約は……僕も人生で初めてだったので(笑)。「どうしたらいいのかな? こうすればいいと思うけど」と考えながら、とてもスムーズにできた気がします。「そうこうしているうちに再契約できたな」という感じです(笑)。話し合いが楽に進んで(再契約)したと思いますし、第2幕でも相変わらず僕はずっとドラムを演奏したいと思います。実は僕も作曲に興味を持っているので、作曲や編曲などもやりながら、お兄さんたちが忙しい時は手伝える、そのような存在になろうと努力しています。お兄さんたちが苦労しただけに、お兄さんたちを楽にさせる末っ子になりたいです。

Young K:僕たちが傍で偉いと言ってあげないと。偉いね(笑)。

ソンジン:実際は今までとそんなに変わらないと思います。一言で言えば“変化”はあるけれど、“変わること”はなく進んでいくと思います。

ウォンピル:今までたくさん待っていてくれたので、My Dayの皆さんによりたくさんのものを見せて、たくさん会いたいです。これからは僕たちが入隊することはないから。(笑)たくさん待っていただいただけに、僕たちもたくさん報いたい気持ちが一番大きいです。

Young K:まずは久々のカムバックであるだけに、僕たちも今回のカムバックに最善を尽くしています。アルバムにも僕たちが持っている音楽的技量を盛り込みましたし、活動においても様々な姿を見せるために最善を尽くしています。そしてこれからも最大限長くステージに立ち、楽しく音楽ができるように進もうとしています。

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