日本ハム・ドラ2進藤 新人で唯一の1軍キャンプ完走「いい1カ月」

[ 2024年2月26日 09:54 ]

オープン戦   日本ハム3-2広島 ( 2024年2月25日    名護 )

<日本ハム名護キャンプ>24日のDeNAとのオープン戦に出場した進藤(撮影・高橋 茂夫)
Photo By スポニチ

 日本ハムの春季キャンプが打ち上げられた。ドラフト2位の進藤捕手(上武大)は、新人で唯一の1軍キャンプ完走となった。初めてのプロのキャンプで緊張しっ放しだったが、実戦でも二盗を何度も刺すなど武器の強肩も見せ「アピールというテーマでやってみて、自分の強みもどんどんアピールできた。プロの世界での課題も出てきたので、いい1カ月になった」と満足げだ。

 若返りを図るチームの中で、年齢の近い選手らと切磋琢磨(せっさたくま)しながら過ごした。

 捕手陣では1学年上の田宮と会話することが多く、1カ月間でチームに溶け込むことができたが、新人とはいえ、グラウンドでの遠慮は必要ない。「全員の競争じゃないですけど、チーム内もバチバチでいい雰囲気でやれた」と実感している。

 オープン戦期間の3月に向けて「競争に負けないように。(捕手として)全体的にずばぬけていたい」と力強い。2リーグ制以降では、球団初となる新人捕手の開幕スタメンも本気で狙っている。(田中 健人)

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年2月26日のニュース