大谷翔平 4度目ライブBP 新旧「17」対決は“旧”に軍配も、編成本部長「すべて順調だ」

[ 2024年2月26日 03:57 ]

ライブBPの打席に立つ大谷(撮影・白鳥 佳樹)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が25日(日本時間26日)、アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で4度目のライブBPを行った。3打席に立ち、見逃し三振、左飛、見逃し三振だった。

 1打席目は大谷がドジャースに加入する前に背番号「17」を付けていたケリーと対戦。フルカウントから直球を見逃し三振に倒れた。

 ケリー夫人のアシュリーさんは大谷の移籍交渉中に「#Ohtake17」キャンペーンとして、夫が着用していた17番を譲ってド軍入りを促す動画をSNSに投稿。大谷は入団にあたり、背番号を譲り受けたお礼として、ケリー夫人のアシュリーさんに高級車ポルシェをプレゼントしていた。

 2、3打席目はともにハーンと対戦し、左飛、見逃し三振。バットから快音は響かなかった。

 19日(同20日)に初のライブBPを行い、3打席目でバックスクリーン右に“移籍後1号本塁打”を放ったが、21日(同22日)の2度目のライブBPでは2打席で四球と二ゴロ。3度目の23日は左腕パクストンと対戦し、見逃し三振だった。

 まだ実戦の段階ではないだけに、結果ではなく、最重要視されるのは内容。アンドルー・フリードマン編成本部長は大谷の調整ぶりに太鼓判を押す。「翔平の打撃はよかった。すべて順調だ。本当に彼はうまくやっている」と全幅の信頼を置いている。

 大谷は開幕までに必要な打席数の目安として、ライブBPなども含めての「50打席」としている。この日も順調に打席を重ね、ライブBPで計9打席に立った。オープン戦初出場は27日(同28日)のホワイトソックス戦になる見込み。開幕から逆算し、プランを確実に遂行する。

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