カブス・今永 2度目ライブBP登板で初球被弾も収穫はチャンジアップ「自分の中で精度を高めていければ」

[ 2024年2月26日 05:52 ]

ライブBPに登板するカブス・今永(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 カブスの今永昇太投手(30)は25日(日本時間26日)、キャンプ2度目のライブBPに登板。打者11人に対し、43球を投げ4安打1本塁打、1四球、2奪三振の内容となった。

 先頭のマドリガルにいきなり初球の直球を左越えに本塁打され「やっぱりカウントをすーっと取りにいく球は打者からすれば打ちごろ」と反省した。

 この日は勝負する球と、そうでない球のメリハリをつけるのがテーマだったという。追い込んでから二人の左打者をスライダーと直球で三振に仕留めたが、マドリガルには2度目の対戦でもカウント1-2と追い込みながら直球を中前打され「全部が全部狙った球にできるわけではない。打たれる前の球をしっかり反省したりとか、押さえる前の球を研究したりとか、そういうところで勉強していかないと」と投げる哲学者らしく分析した。

 収穫としてはアルファロに3-1から空振りを奪ったチェンジアップを挙げ「ああいうのがメジャーで生き残るための、自分のやらなきゃいけないこと」。反省はやはり本塁打で「真っすぐ待って(いる打者に)真っすぐというのは、もしかしたら厳しい場面が来ると思う。ああいう球を自分の中で精度を高めていければと」と話した。

 ホットビー投手コーチは「スプリット(アルファーロへのチェンジアップ)は本当によかった。いい武器になる」と評価。次はゲームでの登板になる見込みで同コーチは「少なくとも中5日のローテーションになる」。中5日での登板となれば3月2日(日本時間3日)の敵地ドジャース戦で大谷とのメジャー初対決の可能性もある。

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