ヤクルト、新加入組が猛アピール 北村拓が古巣から初安打初打点 増田は「恩返し」決勝打

[ 2024年2月26日 05:25 ]

オープン戦   ヤクルト2-1巨人 ( 2024年2月25日    那覇 )

<巨・ヤ>5回、犠飛を放つヤクルト・北村拓(撮影・藤山 由理)
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 ヤクルトの新加入組が躍動した。現役ドラフトで巨人から加入した北村拓が古巣とのオープン戦で初安打&初打点。代打で登場した5回1死満塁で右犠飛、8回は先頭で左前打を放ち「楽しみにしていた。より一層、頑張ろうという気持ちになった」と語った。

 ソフトバンクを戦力外となって入団した増田は「8番・左翼」で先発出場し、5回1死一、二塁で決勝打となる右前適時打。今キャンプでは村上ら若手野手を中心に交流を深め「恩返しのために、良い結果を出したい」と感謝の思いをバットに込めて奮起している。

 名将の野村克也監督時代は「再生工場」と呼ばれ、他球団を退団した多くの選手が再起した。「間違いなくチームに変革を起こそうとしてくれる存在」と高津監督。いつの時代も、再起を目指す男たちが新風を吹き込む。(重光 晋太郎)

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