巨人・松井秀喜臨時コーチ 背番55“後継”秋広は「見ているだけで、夢がある」「あの体であのパワー」

[ 2024年2月10日 16:07 ]

<巨人 宮崎キャンプ>松井氏(左奥)の視線を受けながらフリー打撃を行う背番号55の秋広 (撮影・西川祐介)
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 巨人で臨時コーチを務めるOBの松井秀喜氏(49)が10日、宮崎キャンプに合流し、さっそく選手たちを指導。トークイベントも行い、故郷・石川の能登半島地震の被災地支援として「応援しよう!能登 Ghandsチャリティー活動」の一環で募金活動も行うなど、初日から精力的に動き回った。滞在は14日まで。

 「いい思い出しかない」6年ぶりとなる宮崎のグラウンド。合流初日を振り返り「ほとんどの選手を見ることできましたし、自分の中で、各選手のイメージできた。有意義な一日でした」と笑顔を見せた。

 その中でも、やはり背番「55」の姿に目を奪われた。「あれだけのサイズの選手はなかなかいない。見ているだけで、夢がある」

 秋広と言葉を交わした松井臨時コーチは「今の彼の中での“こうした方がいいんじゃないかな”ということは自分なりの視点でお伝えしました」とアドバイスも送った。「あの体であのパワー。どんどん成長してバッティングをつくり上げて、つかんでいってほしい。感じることを伝えていきたい」

 レジェンド・松井臨時コーチとの濃密な5日間は、21歳の若き“シン・ゴジラ”秋広の4年目の進化に必ずつながるはずだ。

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