巨人・松井秀喜臨時コーチ 被災故郷を思い募金活動 レッドカーペットは「冗談で…」秋広のパワーには驚嘆

[ 2024年2月10日 14:14 ]

<巨人宮崎キャンプ>能登半島地震被害者支援募金を募る松井臨時コーチ(撮影・西尾 大助)
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 巨人で臨時コーチを務めるOBの松井秀喜氏(49)が10日、宮崎キャンプでトークイベントを行った。

 この日からチームに合流。選手時代に慣れ親しんだ宮崎を6年ぶりに訪問し「いつ来てもいいですね。いい思い出しかないです」と笑顔。朝の入場時にグラウンドに用意されたレッドカーペットには「冗談で言ったんですけど、本当に用意しているとは」と苦笑いを浮かべた。

 打撃練習中には背番号55を継承した秋広と話す場面も。「あの体であのパワー。どんどん成長してバッティングをつくり上げて、つかんでいってほしい。感じることを伝えていきたい」と14日までの指導期間でアドバイスしていく。

 また、故郷・石川の能登半島地震の被災地支援として「応援しよう!能登 Ghandsチャリティー活動」の一環で、募金活動も行った。

 この日に合流した松井臨時コーチは、レッドカーペットの感触を楽しむようにゆっくりと歩きながらグラウンドに入場。「OBの松井です。偉大なOBを迎えるにはちょっとレッドカーペットが短いかな(笑い)。ジャイアンツ、アメリカでの私の経験、そして、いろいろな凄い選手を近くで見てきた。そういうことも伝えて、皆さんがいいシーズンを送れるよう、背中を押せるようにしたいと思います。よろしくお願いします」とユーモアを交えあいさつ。晴れ渡った宮崎の空に、大きな拍手と歓声、そして笑い声が響き渡った。

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