日本ハム・黒木 10日紅白戦でオリから移籍後初登板

[ 2024年2月10日 06:00 ]

ブルペンで投げ込む黒木(撮影・高橋 茂夫)
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 昨年11月にオリックスからトレードで加入した黒木優太投手(29)が、10日の紅白戦で移籍後初登板する。当日は根本悠楓投手(20)、金村尚真投手(23)の両先発に加えて高卒3年目の達孝太投手(19)も登板する予定。新庄剛志監督(52)は開幕ローテーション5人のうち4人まで名前を挙げており、残る1枠をつかみ取るためのアピール合戦となりそうだ。

 今季開幕後は5月まで6連戦がなく、5連戦が最長となる。新庄監督は開幕ローテーションに4投手の名前を挙げており、残りは1枠。し烈なアピール合戦は既に始まっているが、新加入の黒木も移籍後初登板となる10日の紅白戦でアピールを狙う。

 オリックス時代は先発、中継ぎ、抑えと全てのポジションを経験。万能性が売りだが「そこ(先発)を勝ち取れるのであれば、しっかり勝ち取りたい」と話してきたように、オフは先発を見据えて調整を続けてきた。キャンプイン後も計3度、ブルペン入り。首脳陣に仕上がりの良さをアピールしてきた。

 紅白戦では今キャンプ2度目の登板となる根本、金村の両先発に加え、既にブルペンで150キロを計測するなど高卒3年目の覚醒に期待がかかる達も登板する。いずれも開幕ローテを争う相手とのアピール合戦となるが「実戦でどれだけ結果を残せるか」と29歳の大人のピッチングを披露する思いだ。

 昨季は先発転向を図るも結果を残せず、救援を含む12試合に登板して1勝5敗、防御率6・58と悔しい結果に終わった。「ベストパフォーマンスできるようにやっていきたい」と黒木。首脳陣にインパクトを与える投球を見せ、新天地での第一歩を刻む。(清藤 駿太)

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