ド軍・フリードマン編成本部長“オフの勝者”認定にも気を引き締め「極めて重大なのはこれからの6週間」

[ 2024年2月10日 11:55 ]

バッテリー組キャンプ初日後の囲み取材に応じるアンドルー・フリードマン編成本部長(撮影・柳原 直之)
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 ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長(47)がメディア対応。12億ドルの補強で球界内外からオフシーズンの勝者と認定されているが、気を引き締めた。

 「このオフについては幸運だったと感じている。重要なステップを踏めた。ただこれまで多くのチームが、俗に言う『オフの勝者』になったと言われてきた。極めて重大なのはこれから公式戦にはいるまでの6週間だ」と言う。

 と同時に「もともと才能ある選手が集まっていたけど、さらに才能ある選手を加えることができた。選手層は厚くなったし、ファームシステムも強力だ。今後については良い感触を持っている」と自信も示した。

 新加入の大谷翔平投手(29)についてはべた褒め。「良かったのはオフの間、ドジャースタジアムの施設を選手に開放していたこと。メジャーリーガーもマイナーリーガーもたくさん練習できた。翔平も来て、早く環境に慣れて、新しいチームメートに会うこともできた。彼にとって良い経験だった。我々は彼の野球に向かう姿勢が一流であることは知ってた。だが実際に見るまでは全てはわからない。彼は何をやっても、意図的に計画的に動いていた。トレーニングスタッフも、手術から戻ってきて何をやるにしても、ひとつひとつ意図がはっきりしている。こんな選手は見たことがないと話していた。ケージに入る時も、大抵の選手は最初は何気なくバットを振るだけだが、1回1回のスイングに意図があった。それはウエイトルームでもフィールドに出ても同じだった」と舌を巻いていた。

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