パドレス加入の韓国人右腕コ・ウソク「挑戦する立場」松井裕樹らとの抑え争いよりまずは「開幕ロースター」

パドレスに加入した高祐錫（コ・ウソク）
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　ポスティングシステムを使い、韓国プロ野球・LGツインズから2年総額450万ドル（約6億4000万円）でパドレスに移籍した高佑錫（コ・ウソク）投手（25）が「開幕ロースター入り」を目標に掲げた。10日までに韓国メディアが報じた。

　「スポーツソウル」は、コ・ウソクが9日に米国に向けて韓国を発った際のインタビューを紹介。「すぐに抑えを狙うのででなく、挑戦する立場。開幕ロースターに入り最後までいることが目標」とシーズンを通しての出場を目指すことを誓った。

　パドレスはヘイダーがアストロズに移籍したことで守護神が不在となり、楽天から加入した松井裕樹やソフトバンク、阪神でプレーしたロベルト・スアレス、左腕のワンディ・ペラルタらが候補となっている。

　コ・ウソクは「自身の力不足を認識している」と語り、「大きな目標よりもできるだけ健康で最高なコンディションでシーズンを戦うことが最も重要」と昨季はケガの影響で22年シーズンよりも成績が振るわなかったことから、ベストコンディションでシーズンに挑みたいとした。

　また、パドレスは3月20日に韓国・ソウルでドジャースと開幕シリーズを行う。メジャーデビューが母国となる可能性もあるだけに「うまくやらなければ」とキャンプから順調に過ごしたいと決意した。