西武ドラ2上田大河“ジャイロスプリット”披露 気になる握りは「秘密です」

[ 2024年1月14日 16:22 ]

初めてブルペンに入ったドラフト2位・上田
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 西武のドラフト2位・上田大河投手(22=大商大)が14日、埼玉・所沢市内の球団施設で行われている新人合同自主トレで初のブルペンに入り、「ジャイロスプリット」を披露した。

 揺れながら、打者の手元で落ちる“魔球”。回転は、縦回転でも横回転でもなく、ラグビーのスクリューパスのように、らせん回転で捕手に向かって進むジャイロ回転。「特種球です」と自信を持っている決め球だった。

 受け手の育成2年目捕手・是沢は「他の人とは違う落ち方。初めて見た回転で、捕るのも、打者が打つのも難しい」と目を丸める。気になる握りは「秘密です」と笑った上田。大学2年時まではフォークを使っていたが、無回転で制球力も定まらなかったため、スプリットに改良。「1番落ちて、速くて、制度のいいボールを目指してたら今のジャイロになった」と独自開発して生まれた経緯を明かした。

 縦の変化球と言えば、「お化けフォーク」が代名詞のメッツ・千賀が有名だが「合う、合わないがあるのであまり勉強はしない。自分の感覚が大事」と勝利の方程式入りが期待される即戦力右腕は胸を張った。

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