巨人・亀井コーチ「あとあと思うと行っちゃダメなのかなと」 昨年11月の自身を反省

[ 2024年1月14日 21:38 ]

巨人・亀井コーチ
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 巨人の亀井善行外野守備兼走塁コーチ(41)が13日に生放送されたニッポン放送「ショウアップナイタースペシャル ラジオペナントレース」(土曜後5・50)の収録部分に登場。巨人の門脇誠内野手(22)らについて語った。

 この日は「新春大補強スペシャル!」をテーマにDeNAファンの垣花正アナウンサー(52)、巨人ファンの宮崎瑠依(40)、ロッテファンの「ぺこぱ」松陰寺太勇(40)、日本ハムファンの宮崎美穂(30)が集結。同局の煙山光紀アナウンサー(61)を進行役にそれぞれがごひいきチームへの熱い思いをぶつけ合った。

 亀井コーチは、そんな番組の途中に流れる侍ジャパン関連のインタビューコーナーに登場。現役時代にWBC出場経験があり、昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップで優勝した時には侍ジャパンのコーチを務めていたが、韓国との決勝戦でサヨナラ打を放って大会MVPを受賞した門脇の最終打席について聞かれると「この1年間、門脇を見ててね、いつもと違う打撃を3打席してたんですね。それを自分も感じてたんですけど、井端監督も感じられてて。ネクストで声をかけていただいてね、いつもの打撃をしてくれってことで最後、三遊間に打ってね。いつもの門脇で締めくくれたんでね、門脇選手も改めてそういう打撃をしなきゃいけないってのを感じたみたいですね」と回想した。

 亀井コーチは一塁ベースコーチも担当していたが、サヨナラ勝ちにはさすがにかなり興奮したようで、ナインとのウオーターシャワーを浴びてびしょ濡れになる場面も。「なんか…とっさにですね。なかなかコーチって、あとあと思うと行っちゃダメなのかなと思ったんですけど。ちょっと行っちゃってね。うれしくて行っちゃいましたけど」と照れ笑い。

 「田口選手、水ぶっかけてくれたんですけど。なかなかコントロールが悪くてですね。僕にかかってしまいました」と巨人時代のチームメートでもある田口麗斗投手(28=ヤクルト)に愛あるいじりを見せつつ「でもうれしかったですね」と楽しそうに口にし、「彼も最後、プレッシャーかかるところで頑張ってくれましたね」と感謝していた。

 そして、改めて門脇について聞かれると「本当に真面目でね、自分を持ってる選手なんで。こっちから言わなくても自分を理解している選手ですので。1年目、ルーキーでしたけど、なかなかいないですよね。自分も大学から入って1年目っていうのは周りの分からないところでね、どういう練習したらいいのかとかも分からないことが多かったんで。門脇は自分を持っていたんで素晴らしい選手だなと思いましたね」と評した亀井コーチ。

 また、元チームメートでもある井端弘和監督(48)から侍ジャパンコーチとして声がかかったことに関しては「最初、なぜ僕がコーチで呼ばれたのかちょっとアレだったんですけど」と苦笑いしながらも「話していくうちにね、“思い切りのいいカメにやってほしい”っていうことで選んでいただいて。(優勝して)本当にホッとしてます」とも語っていた。

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