阪神・岩崎が静岡の“ミライモンスター”との対戦熱望「1人でも多くプロ野球の世界に」

[ 2024年1月14日 13:32 ]

中学生の自主トレ参加会で中学生に指導する阪神・岩崎優(撮影・遠藤 礼)
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 阪神の岩崎優投手(32)が14日、静岡県静岡市内で桐敷、島本、及川、川原とともに中学生を対象にした「自主トレ1日体験会」を開催した。

 来春から高校に進学する静岡県内の中学生27人が参加。体幹強化、キャッチボール、ノックなど岩崎らプロ選手が自主トレ初日から消化するメニューに取り組んだ。

 県外の強豪校に進学する中学生もおり岩崎は「技術に関しては高いなと思った」と振り返り「今日だけで教えられることは限られるのでこの先どうすればいいか伝えたつもり。自分がうまいとは思わないで欲しい。全国にはすごい人が山ほどいる。そういう人たちと戦うつもりで、1番を狙う気持ちで頑張ってください」とエール。将来的なNPBでの対戦についても「今日指導した子たちの中から1人でも多くプロ野球の世界に入ってきてくれたら嬉しいです」と再会を心待ちにした。

 今回の体験会は岩崎の母校・清水東高野球部の後輩でアスレティックトレーナーの徳田晴宣さんが企画。「プロの練習に参加できる機会はなかなかないと思いますし、岩崎さんが静岡に滞在しているこの期間で何か地元に貢献できることをしたかった」と話した。参加した投手で最速135キロを誇る高橋将大くん(静岡蒲原リトルシニア)は「意識が自分たちとは普段のキャッチボールから全然違って。すごいなって思いました。一緒の世界でやりたいというのは思います」と目を輝かせていた。 

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