阪神ドラ3山田 藤浪の投球に衝撃「今まで見たことがないような球だった」木製バットへの順応誓う

[ 2024年1月14日 05:15 ]

木製バットを手に練習する阪神・山田(撮影・後藤 大輝)
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 ドラフト3位の山田(仙台育英)は、藤浪の投球を見学し、一日も早い木製バットへの順応を痛感した。

 「今まで見たことがないような球だった。藤浪投手はボールを半個(分)動かすとか細かい変化球を投げていた。金属バットだと詰まっても飛ぶが、木製はそれだと飛ばない」

 入寮後は、同4位・百崎、育成2位・福島とともに、時間を見つけては室内練習場で自主的に打ち込む日々。大リーガーのボールを目の当たりにしたことで、「プロの投手と対戦する前に、ああいう球を見られたのはすごくいい経験」と、ますます熱が入りそうだ。

 14日に、8月1日の甲子園100周年まで「あと200日」を迎えるため、練習の合間にドラフト同期8人で記念撮影をした。22年夏に全国制覇をし、計3度も聖地に出場した「甲子園の申し子」は、節目の年の入団を「運命なのかな」と追い風に受け取る。日本一つながりの藤浪(12年春夏連覇)との、この日の出会いも何かの縁。未来の正遊撃手になるべく、バットを振り続ける。

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