中日・細川 目標は全試合先発&30発以上 2年目のジンクス打破へ師匠から右打ちの極意を盗む

[ 2024年1月14日 05:45 ]

中日・細川
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 移籍1年目の昨季、打率.253、24本塁打、78打点とブレークした中日・細川が、全試合スタメン出場で30発以上を今季目標に掲げた。3年連続で楽天・浅村の沖縄自主トレに参加。師匠から右打ちの極意を盗み、2年目のジンクスも吹き飛ばす意欲を示した。

 「今年が本当に勝負。去年、右翼でずっと出られたので、この立場を誰にも渡したくない。開幕からスタメンで1年間通して活躍できるように。打点にこだわって、なおかつ30本は打ちたい」
 現役ドラフトが転機となり、6年間で計6本塁打だったDeNA時代から大飛躍した。ただ、下積みが長かっただけに、満足感より危機感が先にくる。いっそうの本塁打量産へ、テーマの一つが右方向への強い打球増だ。

 「僕は少しスライスしてしまう。真っすぐ強い打球を打てるように。バットの出し方や打席内の考え方など、いろいろアドバイスはいただいている」

 昨季パ・リーグで2度目の本塁打王に輝いた浅村は、右打ちの名手。助言を仰ぎ、目で盗んでさらなる飛躍を狙う。(山添 晴治)

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