カブス入団の今永 背番号18を譲ったゾブリスト氏が本人から連絡があったことを明かす 「光栄だよ」

[ 2024年1月14日 13:57 ]

カブスのユニホームを着てポーズを取る今永(AP)
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 カブスに入団した今永昇太投手について、背番号18の「先輩」であるベン・ゾブリスト氏(42)が今永との「秘話」を明かした。シカゴの地元放送局「マーキー・スポーツ・ネットワーク」(電子版)が13日(日本時間14日)に伝えた。

 今永はカ軍入団に際し、自ら背番号18を選択。球団の歴史を調べ、16年ワールドシリーズでMVPに輝いたゾブリスト氏が付けていた番号を選び、入団会見では「同じような活躍がしたい」と話していた。

 ポッドキャストに出演したゾブリスト氏は、入団会見の数日前に今永サイドから連絡があったことを明かした。今永の代理人を務める「オクタゴン」は同氏の代理人でもあり「電話があったんだ。“昇太が18番を付けたいと言っている。付けて大丈夫か知りたがっている”とね」。

 了承を求める電話だったが、ゾブリスト氏は「もちろん。彼が僕の許可を得る必要はないよ」と二つ返事でOKしたという。

 ゾブリスト氏は今永が自身の名前を出した前日の入団会見も見ていたといい「彼が会見で僕について言ってくれたことは本当に光栄なこと」。

 代理人からの電話は「本当に驚いた」というが「18番は僕の番号ではなく、カブスの番号だ。自分も18番を着用できた思い出はいつまでも残る。彼がフィールドで素晴らしい成績を収めるのを楽しみにしているよ」と左腕に期待を寄せた。

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