ロッテ3選手が野球教室の講師 黒川凱星「子供たちに元気をもらえた一日」

[ 2024年1月14日 15:06 ]

<ロッテ練習>千葉市ホームタウン少年野球教室でコーチを務めた黒川(撮影・長久保 豊)
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 ロッテの菊地吏玖投手(23)、秋山正雲投手(20)、黒川凱星内野手(19)が14日、千葉市の稲毛海浜公園屋内運動場で開催された「「千葉市ホームタウン少年野球教室」の講師を務めた。教室には17チームの小学生88人が参加。打撃、投球、守備の3パートに分かれて3選手から指導を受けた。

 22年ドラフト1位でロッテ入りした菊地は大学時代にも講師役を務めた経験があり、「夢中で野球をやってほしい。楽しく伸びるのが一番」と強調。子供たちには「体を目いっぱい使って投げること、(コントロールは)狙い過ぎなくていい」ということを心がけて指導したという。

 黒川は地元・千葉市出身で、小学4年時に同じ会場での野球教室に参加し、現2軍バッテリーコーチの江村直也(31)らから指導を受けた。「自分が小学生の時の時の感覚を思い出しながら、できるだけ分かりやすく教えたいと思った。自分も実演してもらってプロのスピード、強さが印象に残っていたので」と、ティー打撃で良い例と悪い例を実演してみせるなど、自らの体験を生かして指導。「子供たちに元気をもらえた一日でした。何年か後にこの中からプロに入る選手がいるかもしれないし、その時に自分が残っていられるように頑張りたい」と笑顔で話した。

 千葉・流山市出身の秋山は「うまくなるためには基本が大事」と説き、守備の基本を丁寧に指導した。先日、地元の成人式に出席。「久しぶりに中学の友だちとかに会えて楽しかった」と振り返り、「中学卒業からずっと応援してくれる友人や先生方がいるので、期待を裏切らないようにしたい。今年は1軍デビューしたい」と気を引き締めていた。

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